失業評論    失業中の職業訓練

 

失業中に私が受講した職業訓練は、下に述べる4つです。正確に言うと、4番目のパソコンインストラクター養成講座は、実務者向け訓練なのですが、とりあえず、入れておきます。
内容的には、A.職業訓練を受けるにいたるまでの経緯と、B.職業訓練自体と、C.委託校で働いた時の印象に分けて書きます。
私が職業訓練を受けたのは、1999年から2000年にかけてですので、記憶が薄れている部分もあります。 また、現在とは少々違った状況もあるかも知れません。そのことをお含みの上ご覧ください。

2002年5月の連休中に、新聞の切抜きをを整理しました。その中で、2001年10月30日(火曜日)付けの読売新聞で委託訓練の特集を組んでいるので出てきました。
失業率が5%を超え高止まりしている一方で、中小企業の経営者にアンケートをとると、会社に一番不足しているのは資金ではなく、人材だという答えが返ってきます。産業構造の変化や、働き方に対する意識が変りつつある中での求人と求職のミスマッチが顕著に反映されている答えです。
労働力は、落ち込みつつある産業から、成長産業へ移動しなければ、失業者は増える一方で、経済自体も駄目になるのは目に見えています。そして、労働者が、別の産業に移動する際、本来職業訓練はかなり重要な役割を果たさなければならないはずです。

しかし、失業者、失業者予備軍が、職業訓練を受けようとしてもなかなか情報が手に入りません。
私自身が、1999年に失業し、職業訓練を受けた際にも、情報収集は、ほとんど足で歩いて見つけたのが実情でした。特に、1999年は、公共訓練重視から、委託訓練重視へ、訓練の仕方が変った年でもありました。上記の読売新聞の特集に掲載されているグラフを見ても、1998年の全体の訓練生の数が、10万人未満であったのに対し、1999年は、15万人くらいになっています。その中で、委託訓練生の数だけが突出して増えています。(詳しい数字や、データの出所は書いてありません)

私が、情報収集がなかなか出来ないと書いたのは、プラクチカルな職業訓練情報の面だけでなく、果たしてその訓練を受けて、再就職あるいは起業が出来るのかという情報がないことを言っています。
このことを検証するには、訓練を受けた人が、受けなかった人より就職面で有利であったかどうかなどの結果の数字が必要なのですが、そのような数字はあるのでしょうか?
あるいは、会社の人事担当者の方などが、訓練を受けた人を採用面で優遇しているという実績はあるのでしょうか?
その辺がはっきりしないのに、職業訓練を受ける意味があるのでしょうか?

また、逆の意味で、職業訓練は多分税金や雇用保険などの公共のお金を使って実施されていると思いますが、受講生の実態が、無料パソコン教室の感覚で来ている面はないのでしょうか?
同時に委託先の訓練校の方が、委託料目当ての授業をしている面はないのでしょうか?
失業率が高く、産業構造の変化に対応できる人材の育成が必要と言われてもやたら訓練生の数だけを増やすのが、人材育成に直結するのでしょうか?

日本の場合、公共の職業訓練、特に委託訓練は、1999年ころから、大規模になってきました。そして、その有効性の検証をしないまま現在にいたっています。
ほんとに職業訓練は受けた方がいいのでしょうか?
ほんとに職業訓練に税金を使っていいのでしょうか?
どうもこうした基本的なことが、私などにはよく分かりません。

このページでは、私自身の体験のほかに、あまり実際的ではないのですが、職業訓練の基本的なことなども考えていきたいと思います。

2002年5月6日

 

  1. 職業訓練を受けるまで

  2. 職業訓練

  1. OAビジネス科初級

  2. OAビジネス科中級

  3. 創業合宿セミナー

  4. パソコンインストラクター養成講座

  1. 民間委託校インストラクターとして働く


A.職業訓練を受けるまで

失業する直前からNOVAに通い始めて、英会話は勉強を始めていました。しかし私には、外国語関係の仕事の実績はありませんでした。
年齢的なハンディなど、現実的に考えると、英語が多少出来ても、直接再就職の役に立つとは思えませんでした。しかし、同時に、何のスキルもないのにうまく再就職できるとも思えませんでした。
そこで、ハローワークの職業訓練担当の方に相談しました。最初の話では、私の場合は職業訓練は受けられないとの事でした。
実は、私の場合、離職理由が複雑で、当初は自己都合退職となっていました。退職後、会社に頼み込んで、会社都合退職に変更してもらったという経緯があります。

また、ハローワークと雇用能力開発機構(当時は、雇用促進事業団)との間での縄張りの違いもありましたし、当時はやっと緊急雇用対策などが決まった時期でもあり、担当の方も職業訓練の制度をよくご存じなかったような印象があります。(ただし、ハローワークの職員の方の対応は丁寧で、色々調べてくれた事は付け加えておきます。)

特にこの役所間での縄張り争いについては、注意した方が良いです。
私なども、当初は、ハローワークと雇用能力開発機構とは相互に連絡をとり、失業者の職業訓練と再就職の為に連携をとっているものと思っていました。(それどころか、職安で職業訓練をすると思っていました。)しかし、実体は違います。ハローワークは、職業紹介はするけど、職業訓練はしません。一方で、雇用能力開発機構は、職業訓練はするけど、職業紹介は出来ない(一部ではやっていますが)。この辺のことは、雇用能力開発機構の職員の方自身がぼやいていました。訓練生の立場とすれば、雇用能力で職業訓練を受けたのだから、同時に仕事の紹介もやって欲しいと思うのが当然なんですがね。

基本的に、ハローワークは、失業した時、失業中、再就職の際および職業訓練他の手続きをする役所だと思ってください。
職業訓練の時期、受けられる条件、内容などについては、主に雇用能力開発機構にたずねた方が早いです。
また、訓練の内容に関しては、直接、訓練校へたずねても一向に構いません。

また、地域のハローワーク間でも情報量に違いがあります。つまり、埼玉県のハローワークにない情報が東京にあります。私の印象では東京の飯田橋のハローワークがなんと言っても、最大の情報量ではないかと思います。同じ事が職業訓練についてもあてはまります。私が失業した時期に限って言っても、埼玉の職業訓練と東京のそれとは質、量ともに相当な違いがありました。
たとえあなたが、埼玉県に住んでいても東京へ通うのが苦でないのなら、県内の職業訓練を当たると同時に、東京の職業訓練の内容を確認することをお勧めします。

 

B.職業訓練

1.OAビジネス科初級

期間 1999年10月〜12月(3ヶ月委託訓練)
スクール名 駅前 K OAスクール
スクールの環境評価
(A、B、Cの3段階
評価、Aが一番良い)

 

 

 

 
立地条件:
駅から2〜3分。近くに飲食店や金融機関も多く便利
IT環境:
LANを組んであり、初心者でもネットワークの基本に触れる
インターネットは、ISDN回線で、使い放題
プリンターも使い放題
授業内容:
文字入力のような基本をみっちりやると共にLANやインターネットなどネットワークの基本も教えてくれた。
中心となる、アプリケーションプログラムのカリキュラムもきちんとしている。
教科書:
ワード:FOM出版のグリーンの表紙のもの。
 その他に、ワープロ検定用の問題集
エクセル:マイクロソフトセミナーテキスト
 その他に表計算検定用の問題集
パワーポイント:マイクロソフトセミナーテキスト
インターネット:独自の教科書(どこかの市で使用したらしいテキスト)
その他、LANなどに関しては、必要に応じてコピーなどを配布。
インストラクターのレベル:
レベルに応じたインストラクターを配置してあり、質問に対しての対応も丁寧。
その他:
授業終了後も自習が許可されていて、2時間くらいは、自由にPC、インターネット、プリンターが使えた。
資格取得
への対応:
C
私自身は、資格嫌いなのでかまわなかったのですが、現実的な問題として、職業訓練である以上、ある意味で、資格取得を第1の目的としてもいいと思うのですが、その面でのフォローは少なかったと思います。
授業の内容としては、Mousの一般、ワープロ検定3級、パソコン検定3級程度のレベルはあったのですが、試験対策に関する質問だけは、積極的に受け付けてくれませんでした。
授業内容
(細かいこと)
文字入力の基礎 毎日、朝、40分くらいタッチタイピングソフトを使用して実施。
私自身、前職に在職中からキーボードは使っていましたが、タッチタイピングは出来ませんでした。この講習で、半強制的にやらされなかったら今でも、入力に関して、相当手間取っていたことでしょう。
PCの知識とは別物なのですが、これは絶対に出来た方がいい。
特に、PCに詳しくない人から見ると、タッチタイピングをしている人は、PCの達人のように見えるようです。
Word
Excell
Power
Point
インターネット、
ネットワーク
生徒数 19名(うち2名は、途中で退校)
最後まで残った生徒のうち女性:11名。男性:6名。合計17名。
残った生徒の内訳 男性 定年退職の人:2名
ほとんど自営の人:1名
40台:3名(私を含んで)。計6名
女性 定年退職の人:2名
20台:2名(未婚)
30〜50台:7名(既婚、ご亭主はサラリーマン)
生徒のプロフィル
(私は除く)
Aさん:男 定年退職。PCは入学当時持っていなくて、講習中に購入。
サラリーマンでそこそこの地位にあったひとらしい。
別に食うに困っている人ではない。
Bさん:男 定年退職。PCは、講習終了後購入したらしい。
色々と趣味が多い人で、PC講習も趣味の一環のような調子。
別に食うに困っている人ではない。
Cさん:男 50台はじめの人。自営というか、いわゆるネットワークビジネスを始めたばかりの人。
この人は、まだ年金を貰う年代でもないので、講習を、仕事に役立てたいと思っていたと思うが、PCは、持っていなかったような気がする。
Dさん:男 40台はじめの人。元調理師。PCは持っていなかったし、講習後買いもしなかった。この講習が役立ったかよく分からない。
まだ、子供が生まれたばかりだったと記憶している。
PC知識は別として、再就職は絶対必要。
Eさん:男 40台はじめのひと。営業職だった人。PCは持っていなかったし、この講習後買いもしなかった。
この人が講習を受けた理由は1つ、失業保険の給付を延長するため。また、給付を受け、講習を受けている最中も、アルバイト的なことで収入はあった。そのことは、ハローワークへは、無申請。
年代的には、若い方なのだが、色々な事情から、
働かなくても食っていける人。
Fさん:女 20台半ば。未婚。職歴、退職理由は覚えていない。PCに関しては、とりあえず、授業内容にはついてこられた。
授業途中で就職が決まり、やめたかも知れない。(よく覚えていません)
Gさん:女 定年退職。某有名デパートである売り場の責任者だった人。結構やり手だったとの事で、退職後も、仕事継続の依頼がきていた。
PCに関しては、基本的に老後の楽しみ。周囲の人たちに聞きながらもそれなりに覚えていた。
Hさん:女 40台。主婦。病院食の調理が出来るのだが、仕事を見つけるのが大変との事。子供が、高校へ入学の時期だったので、女性の中では結構真剣に就職のことを考えていた方。
Iさん:女 多分60台、定年退職。あまり話を交わさなかったのよく覚えていないが、授業内容はあまり理解していなかった。
Jさん女 30台。主婦。この講習のメンバーの中では出来た方の人。ただし、ご主人は収入の安定している方らしく、職業訓練後働く必要はなかった。働く気もなかったと思う。
Kさん:女 20台。未婚。
Lさん:女 30台。主婦。この方もご主人が大企業に勤める人で、ほとんどカルチャー教室感覚で来ていた人。
Mさん:女 30台。主婦。この方も、ご主人は、きちんとした仕事をしていたらしいが、ご自身が働く必要があるのか不明。
Nさん:女 40台(あるいは50台)。主婦。この方は、この講習で多分一番熱心にやっていた人。始めは、まるで分からなかったらしいが、講習終了時には、相当のレベルに達していた。初級訓練終了後、中級も受講し、その後再就職をしたが、残念なことにPCにはほとんどタッチしない職種らしい。
Oさん:女 30台。主婦。PCもそこそこ出来たが、それ以外にもいろいろ芸のある人。基本的には、カルチャー教室感覚できていた。
Pさん:女 30台。主婦。この方も色々と芸のある人。多分訓練終了後は、再就職した。
全体的に 講習を受け始めた時点から、どうも最初想像していた状況とは違うな、というのが私の印象でした。結論から先に言うと、女房子供を養わなければならない30代、40台、50台の男性はこうした講習には参加できず、生活と時間に余裕のある人が、無料のPC教室を探した結果こういう講習を受けにくるという感じでした。
そのことは、定年退職者が多いことや、ご主人が仕事を持っている主婦の方の受講生が多いことからも言えます。
ただ、その結果生徒同士の関係は結構わきあいあいの雰囲気で、私などもすっかり学生気分で居られました。
訓練終了間際、忘年会もかねて、飲み会をやりました。
しかし、半分くらいの生徒が、一緒に中級クラスへ進んだせいもあり、その後の全員での交流はありませんでした。

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2.OAビジネス科中級

期間 2000年1月〜3月(3ヶ月委託訓練)
スクール名 NHコンピュータラーニングセンター
スクールの環境評価
(A、B、Cの3段階
評価、Aが一番良い)

 

 

 

 
立地条件:
C
駅から徒歩約20分!
周囲には、飲食店、金融機関等一切無し。
IT環境:
C
リースと思われる、スタンドアローンのPCのみ利用可能。
LAN環境なし。インターネットなし。プリンタなし。しかもオリエンテーションの際に、”受講に関するお願い”というプリントを配布されて、その中で、PCの設定は、”絶対に変えないように”という項目があり、授業以外の操作は一切できない。
授業内容:
C
OAビジネス科”中級”となっているにもかかわらず、マウス操作の仕方から始まってしまったのにはまいった。中級受講の条件とは、文字入力のスピードがある程度あること以外には無いこともあったのだが、それにしても、「一応中級と歌っているのに、クリックの仕方から始めるのは無いだろ」、というのが生徒全般の感想であった。
全体的に授業の内容は、初級の復習が80%くらいを占め、新規でやったことといえば、エクセルのVBAのほんの始めの部分とアクセスのさわりをやったことくらいであった。
教科書:
C
このスクールは本家が、アメリカらしく、そこの教科書を翻訳したものを使わされたのだが、これが分かりにくく評判はすこぶる悪かった。
ワード、エクセルなどの説明でも、基本的な操作より、裏技的なやり方についての記載が多く、後で知ったかぶりをするときには役立つけど、ハイレベルな内容とはいえない。
インストラクターのレベル:
C
3ヵ月訓練の間に、10人くらいのインストラクターが、日替わりで授業をしたので、レベルは一概には言えない。中には、質問に丁寧に答えるインストラクターも居たのだが、全体的にこのスクールのインストラクターは質問されることを嫌った。
レベルに関しても、PC-AT互換機の説明が出来ない、aboveをアボーブと読むなど基本的な知識の不足が目立った。
その他:
資格取得
への対応:
C
オリエンテーションの時に、ここで授業を受ければ、Mous、P検は受かる。と聞かされていたが、特に資格取得を目指した授業は、なかった。
最終的に、生徒の中の数人が、マウスやパソコン検定を受験し、それなりに勉強していた人は、合格した。インストラクターは、一部の人は、試験の内容に関する質問に丁寧に答えていた。
授業内容
(細かいこと)
文字入力の基礎 まさかやらされるとは思っていなかったが、クリックの仕方から、やらされた。文字入力に関しても、ローマ字入力の仕方から授業があった。
OS 独自テキスト使用。
Word 独自テキスト使用。
Excell 独自テキスト使用。
Power
Point
テキストなし。コピーを配布したが、後でみて参考になるようなものではなかった。
Accses テキストなし。コピーなどの配布もなし。
結果として、アクセスまで理解した人は、居なかったんでは?
インターネット、
ネットワーク
FrontPageExpressの説明が半日程度あった。
ネットワークに関しては全然なかったように記憶している。
生徒数 この訓練の時には、誰も、名簿を作成しなかったので性格に把握できないが、1クラスの人数は、約15人。うち男性が9人、残りが女性。
この期間の、埼玉センターでの中級委託訓練は、2クラスのみで、私たちのクラスのほかに、同じスクールで、もう1つクラスがあった。そちらのクラスは、人数約20名、生徒は全て女性で、こちらのクラスに比較して、年齢層は若かった。
生徒の内訳

プロフィル

男性 9人のうち
定年退職者:6人。20台:1人。40台(私を含め)2人。

またか、と言うか、やはり、働き盛りの男性は、居なかった。
40台男性で、私以外の1人は、初級で一緒だった、方で、その方は、特に再就職しないでも食っていける人。

女性 多分6人。こちらのクラスは、ほとんど40台以上。
一応中級となっていたため、定年退職者は、いなかった。
訓練終了後、全部の方が、再就職をした。

このクラスでは、年代的な面で、女性の方が真剣に再就職のことを考えていた。
事実、40台女性は、年齢制限のため、仕事はないに等しい。一方で、子供の学費や、住宅ローンの問題で、収入は確保しなければならない。

全体的に 中級とはいえ、授業の内容は、ワード、エクセル中心のアプリケーション講習で、インターネットを見ることはおろかHP作成bスことも影響していたのでしょう。

ざっと開催概要をのべますと、
・開催年〔2000年〕、・受講資格〔55歳以上〕、・期間〔1泊2日〕、場所〔ホテル〕、宿泊費・食事費等は主催者負担でした。

その日程表が押入れの奥から出てきましたので掲載しておきます。

日程表

1日目
時間 テーマ 内容
10:00〜10:10 はじめに 講座のねらい
10:10〜11:00 私の創業成功談 創業の【成功、失敗のポイント】を学ぶ
11:00〜12:00 これまでのキャリアの棚おろし これまでの仕事の経歴をすべて洗い出し、創業に備える
12:00〜13:00  食事  
13:00〜14:00 今、流行の創業手法 これから創業する業種・手段を決定する。
世の中の流れをつかむ。
14:00〜15:00 顧客の集め方と採算の取り方(経営戦略) 具体的な顧客の集め方を学ぶ。
経営者に必要な戦略の立て方とマーケッティングの基礎知識を学ぶ。
15:00〜15:00  休憩  
15:10〜17:00
17:00〜19:00
売る商品の決め方
フリーディスカッション
【売れる】商品の要素を考察する。
ヒット商品はこうして生まれる(事例報告)

 

2日目
時間 テーマ 内容
9:00〜10:30 ・公的助成制度について
・創業者として最初に作成する資金計画
 の作り方・活かし方
・雇用開発協会 ・雇用能力開発機構
・準備資金、運転資金を計画する(人事労務分野・財務会計分野など)
 自治体による創業支援制度、起業家のための融資
10:30〜10:40  休憩  
10:40〜12:00 効率よく利益をあげるための
収支計画書の作り方
会社規模に合った投資計画と事業計画書に載せるための収支計画書を
作成する
説得力のある売上計画書を立てる
12:00〜13:00  食事  
13:00〜14:30 事業計画書作成演習 実際に事業計画を作成する
学習事項を踏まえ実際に事業計画書を準備する
14:30〜14:40  休憩  
14:40〜16:00 誰にでも通用する事業計画書の
プレゼンテーション方法
家族・銀行・出資者・共同経営者に対してプレゼンテーションする
各自の開業目標に合った事業計画書を作成する
事業計画の合否を発表する

創業支援セミナー 使用テキスト一覧(14冊)

1.独立開業とは 8.マーケティングと商品計画
2.高年齢者の独立開業 9.販売促進の方法
3.キャリアの棚卸 10.財務管理
4.業種業態基礎 11.開業計画と資金
5.開業時の手続 12.起業準備
6.経営アドバイス 13.ビジネスプランの作り方
7.中小企業の経営 14.プレゼンテーション

感想など(5年くらい前のことですので、記憶が薄れているいますが・・・)

参加した人のほとんどは、もちろん、ご自身の意思で参加決定していましたので、それなりの目的意識を持っていましたが、私は、主催組織の職員の方に誘われて参加したという、消極的な意識でしたので目的は特になくとりあえず何か身につくことを見つけられるかな程度の意識でした。(もちろん、起業には関心はありましたが、具体的な構想は持っていませんでした。)
その当時は、私もISO9001などの組織論にも疎く、こうして物事を計画的にやる方法はあまり理解できなかったのではないかと思います。

人脈が得られた。
このことが一番大きな成果でしょうか。このセミナーで知り合った人の中にはいまだにお付き合いのある人がいます。
また、このセミナーの参加者の多くがある組織立ち上げにかかわりました。現在でもその組織自体はありますが、残念ながら、このセミナー受講者はほとんど残っていません。しかし、こうした組織立ち上げなんて、私には始めてでしたし、その後の運営に参加できたことは、勉強になりました。

2005年11月〔5年ぶりの更新です!〕

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  1. 民間委託校インストラクターとして働く

きっかけ  
仕事の内容  

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