61歳になる3か月前になると「日本年金機構」から「年金請求書(国民年金・厚生年金保険老齢給付」が届きます。
年金というのは、サラリーマンの場合、取られるときは自動的(天引き)ですが、もらうときには自分で請求しないともらえません。届いた書類は、年金請求のための書類です。
届いた書類は、グリーンのA4判の封筒に入っていて、読んでいると頭がくらくらするほど面倒くさいことが書いてあります。私個人としては、年を取って年金をもらえる条件が整ったので、手っ取り早くもらえればOKです。これだけが目的です。 しかし、「年金請求書」という書類を見ると、女房のこと、つまり、扶養親族のことを書く欄があったり、これこれこういう条件だと、準備する書類が違ってくるとか書いてある。
簡単に目を通しただけでは、
がいまいちよくわかりません。
この手の手続き書類が苦手な私は、しばらく手を付けずにいて、誕生日の1か月半くらい前になってやっと「街角の年金相談センター」に行きました。
担当してくれた方の話によると、用意周到な人は、年金請求書が来ると、すぐに記入を済ませ、必要書類を用意して提出しに来るらしいのですが、それでは、少々早すぎる場合もあります。年金請求書は、誕生日以降に提出で、用意する書類も一種の生存確認の意味もあるとのことで、誕生日ぎりぎりあるいは誕生日以後に発行されたものの方がいいとのことでした。
この時点で、「どこへ」と「いつ」は、わかりました。つまり、
です。
用意する書類は、人によって違ってきます。そのため、まずは、年金事務所や年金相談センターで確認した方がいいと思います。その人に応じて、用意する書類を教えてくれます。
私が、年金相談センターでもらった必要書類一覧表は次の写真の通りです。
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あくまで私の場合ですが、用意する書類は、以下の6点でした。
これで、
もわかりました。
それと、忘れてはならないのが本人確認できる書類です。わかりやすく言えば、
です。個人の大事なデータを扱うシーンに本人確認のためのものですので、これは、しょっちゅう提出を求められました。
「雇用保険被保険者証」は、自宅内にあるのは確かなのですが、どこにあるかは、普段の5S活動の成果次第です。私などは、家探しの結果「発見」でした。
本籍地が現住所とが別の場合も要注意です。戸籍謄本は本籍地の発行で、住民票は現住所の役所が発行します。これを知らないと私のように1日で書類をそろえる予定が2日かかりになってしまう。仕事を持っていると1日休む予定を2日に変更することは結構面倒です。初めから予定外のことが起きることを想定して2日の休みをとっておきましょう(できるなら)。
私の勤める会社は、相当アバウトな中小零細企業です。年金請求という人生の一大事ともいえるときにも会社からのアドバイスなどはまるっきりありませんでした。社内で相談できる人間もいませんでしたので、自分で情報収集をして自分で請求手続きをするしかありませんでした。
むしろ口座を持っている金融機関の方が、年金請求時期になると「年金相談会のご案内」などといったパンフレットが届き、その中には、請求手続きを代行しますなどいった言葉が書いてあるところもある。
請求書類が来て、開くのも面倒であれば、そうした金融機関などに頼んでしまった方が、時間の節約かもしれません。
私は、会社の事情もありましたが、こんな時でもないと年金について知ることもないだろうとも思い自分で請求し、自分が今までかけてきた年金と結果としてもらえる額について説明を受け多少は、あぁそうかと理解できましたが、結果として一番よく分かったことは、年金って、もらうときに理解しても遅いんですね!後の祭りという言葉を今更ながら思い知りました。
もらうときの手続きは他人任せでもいいと思うのですが、もらえる金額を少しでも多くと望むのなら、早いうちから年金について理解を深め、他人任せや成り行き任せではなく自分で主体的に年金戦略を立てることが大事!今更ながら!そう思う。
年金は、国の年金だけではありません。
「企業年金」に加入していた人なら、国の年金とは別にそちらからも年金は支給されます。私も年金請求の相談に行ったとき、「企業年金連合会」に問い合わせるよう言われました。
残念ながら、私には企業年金はなかったのですが、新聞やネットを見るとかなり支給もれがあるようです。中小企業でも企業年金をかけている会社もありますし、短期間の勤務でも出る可能性がありますのでダメ元で連合会に問い合わせてみることをお勧めします。
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